連休の狭間の月曜日、救急車での来院がありました。何かこの頃多いような。
今回はストレッチャーで眼科の入り口まで。
殺菌灯の掃除を明かりをつけたまましていたのが、原因と思われますが、角膜上皮が剥離してかなり痛そうです。
この仕事をし始めてあまり日が経っていないそうで、噂には聞いていたけれど、短時間だから大丈夫だと思っていたと。
この病気は、研修医時代に救急当直に際して指導される初級編に当たりますが、ご本人は激痛で居ても立ってもいられず、救急車を要請したのでしょう。
奥さんに手を引かれて、近医を自力で受診したけれど、どういう理由かは不明ですが、診察を受けれなかったと。
そこで力尽きて、その時間にたまたまやっていた当院に救急搬送されたのでしょうか。
お気の毒とは思うものの、お昼間の作業だったようですから、悪化する前に早めに、タクシーなどで来院されると、みんなの救急車を使わずとも来院できたのになと思いました。
救急車来院の共通点は、受付終了間際の19時前後に飛び込んでくること。患者さんは診療所についた安心感からか、トイレにまず入りたくなること。(この方も前回の方と同様激痛にもかかわらず、診察中におトイレへ)
昨日の土曜日に、お約束どおりちゃんと再診に来られ、無事回復していることを確認できたのは良かったです。
皆さんも慣れない作業や、慣れていても少しだけだからと侮らず、先人の教えは守ってくださいね。