寒くなってきて、そろそろインフルエンザの流行期に入ってきたようです。
ワクチン接種が話題になってきました。
日本感染症学会 日本呼吸器学会 日本ワクチン学会の3学会合同で、この10月にコロナワクチンの定期接種に関する見解というのが発表され、一口でいうと、高齢者においては、重症化や死亡リスクはインフルエンザよりもコロナウイルスの方が高いため、ワクチン接種を強く勧める ということでした。
また日本小児学会からもワクチン接種については推奨しており、生後6か月から17歳の全ての小児への新型コロナワクチン接種が望ましく、特に重症化リスクの高い基礎疾患のある小児への接種を推奨していました。
ワクチン接種への賛否は、無料で受けられていたコロナウイルス感染の全盛期にも盛んでしたが、今回は定期接種で補助が受けられる対象者は65歳以上 または60~65歳未満の方で、基礎疾患のある方等一定の要件を満たしている人のみです。
対象外でコロナワクチンを受けたい場合は、大体15000円ぐらいのようです。
高齢者で自治体からの補助が出る場合、例えば伊丹市では、インフルエンザワクチンは1500円、コロナワクチンは3260円 となっていました。
小児に関しては、補助が出ない自治体が殆どで、伊丹市もいまのところそうです。
ワクチン接種に拒否感のある人はもちろん、受けたくても受けられないという人も増えるでしょう。
あるいはインフルエンザワクチンは接種しても、コロナワクチンは接種しないという選択も多くなりそうです。
インフルエンザワクチンとコロナワクチンとの混合ワクチンが何れ実現するようですが、その際の値段はどうなるのかちょっと心配です。