昨年の兵庫県における交通事故死亡者数の速報を入手しました。
兵庫県交通安全対策委員会の発表です。
それによりますと、昨年令和5年中の県内における交通事故死亡者数は103人で、昭和22年以降の統計上過去最少。
朗報が少ない統計の中では、とても良いニュースだと思います。
全国の交通事故死亡者数は、2678人で前年比では残念ながら68人の増加とのことですが、兵庫県はその中で前年比17人減でワースト8位(昨年は5位)ということですので、かなり改善したと考えていいと思います。
兵庫県は面積が広く、都道府県ランキングで12位で、京都府と奈良県を合わせた位の広さとのことです。また面積のわりに人口密度も高く、全国で8番目。
その広い兵庫県の中での交通事故死の内訳をみると、姫路市が18人と最も多く、次いで神戸市西区が7人。一方高速道路は7人と減少しています。
年齢別では、高齢者は58人で過半数を占めており、歩行中の事故が一番多かった。
高齢者の交通事故というと、報道に取り上げられるのは運転の誤りによる加害者になった場合が多いように思いますが、やはり交通弱者というのは、高齢者であることは肝に銘じたいと思います。
自分自身も運転しますし、注意力 俊敏性 判断力 視力 全てにおいて年齢には勝てないことを自覚して、加害者にも被害者にもならないように心掛けたいと思います。
兵庫県における令和6年度の交通事故多発地域対策として、交通安全重点推進地域は、神戸市兵庫区 西区 姫路市 三木市 川西市 新温泉町の6市区町とのことです。
色々な意味で気をつけたいですね。