最近にわか鉄道ファン というのもおこがましいのですが、私にとっては動く図書室といったほうが適当ですが、天候さえ許せばJRが遅延することは比較的少ないことをいいことに、連休があって私に他の用がなければ、鉄道に乗ってふらふら旅をしています。
JRの特急料金は意外と高額ではなく、運悪く何かのイベントとかち合わなければ、たいがい連休といっても空いています。
私が行くような道程は。
もちろん人気の観光スポットなどは、外国からの旅行者は多いようですが、私は観光名所には大して興味がないので、できたら朝陽 夕陽 海岸線の組み合わせが見られたら、それだけで満足です。
ひなびた路線は、特急がないことも多いのですが、そういう場合もロングシートではなく、クロスシートの場合も多いので、乗り心地はそこまで悪くありません。
幸い私の骨格は丈夫にできているのか、長時間座ったままでも腰痛や膝痛になることもなく、ぼんやり過ごしていても苦痛はありません。
乗り鉄さんと思われる方を見かけたことがありますが、そういう方は私のようにボーっとしていることはなく、メモったり 車窓から写真やビデオを撮ったり 時刻表を見たり パンを食べたり ちょっと長めの停車時間であれば素早く飲み物を買いに行ったり でも一般に思われているようなオタク的な感じではなく 楽しんでいる様子が見て取れて、さわやかな若者でした。
大体は単独行動です。
列車の旅を楽しもうと思うと、かなり早起きが必要ですし、ある意味自律的で計画的 そして何かの時には臨機応変に対応する知恵も必要とされる気がします。
そういう意味では、少し時間的にも経済的にもゆとりができたシニア世代に適した楽しみではないかと思います。
本来は廃線の危機にある芸備線について書く予定でしたが、ほとんどの方にはご興味のないことでしょうから、これでおしまいといたしましょう。