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糖尿病の遺伝リスクを打ち消せる運動習慣 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

糖尿病の遺伝リスクを打ち消せる運動習慣

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2023/07/06担当:山本 洋子
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糖尿病ネットワークという医療者と患者さん双方が読むことができるサイトがあります。

 

その6/14の記事で、2型糖尿病の遺伝的素養がある人も運動習慣を開始することで、発症リスクを下げることができるという記述を見つけました。

 

私自身、母がインシュリンが必要な糖尿病だったこともあり、糖尿病になるリスクが高いので、常に糖尿病の話題をチェックしています。

 

2歳年上の姉も私も今のところ、糖尿病の発症はありませんが、今回の結論の運動習慣を開始するのに遅すぎるということは無い というのには勇気づけられました。

 

内容をご紹介します。

 

オーストラリアのシドニー大学等が約6万人を対象に行った研究結果です。

 

研究グループは、遺伝的素因や食事 運動などの様々な環境的素因が、健康や疾患に及ぼす影響を調査するため、平均年齢61.1歳の成人約6万人のデータを解析した。

 

手首に装着する活動量計により身体活動を測定し、その後最長約7年間にわたり健康状態を追跡調査した。

 

2型糖尿病発症リスクに関連する遺伝子マーカーも調査し、遺伝的リスクの高い人は、2型糖尿病発症リスクは、2.4倍。

 

その中で、一日にウオーキング等中~高強度の身体活動を1時間以上行っている人は、5分未満の人に比べ発症リスクは、最大74%低下。

 

遺伝リスクは高いものの、身体活動量が最も高いグループに属する人は、遺伝リスクは低いものの運動不足のグループに属する人より発症リスクは低いことが明らかとなったということです。

 

つまり自分ではコントロールのできない遺伝的リスクや糖尿病の家族歴があったとしても、身体を活発に動かす生活スタイルを通じて、2型糖尿病発症リスクを撃退できるということで、多くの人にとってのポジティブニュースになると結論付けています。

 

ここまでは私も嬉しく読んでいたのですが、運動の内容が、中等度は、少しきつめの速いウオーキング、サイクリング、ガーデニング。

 

強度はエアロビクス ダンス 速いペースのサイクリング ジョギング 山登り 土堀等の負荷のかかるガーデニング。

 

どことなくオーストラリアっぽいですが、どれも私には無理そうなものばかり。

 

サイクリングどころか、自転車さえ乗れない私としては、せめてよく歩き、家の中では小まめに家事をすることで代用するしかなさそうです。