1月中旬となり、そろそろ春の花粉症が気になるころだと思います。
日本気象協会の12月に出された花粉症予想によりますと、前シーズンが少なかったため、去年との比較では、近畿を始め四国 東海 関東甲信越では昨年比でとても多いとなっています。
我が宮の前眼科のある近畿地方を中心として書きますと、前シーズン比は260% 例年比で140% とかなり多そうです。
去年の6月は、梅雨前線の活動が弱く日照時間が長かったので、高温・多照・少雨の条件が重なり、スギの花芽形成が進んでしまいました。
昨年は花粉飛散量が少なく、スギの木に花芽形成のエネルギーが蓄えられていたため、今年の花芽形成がさらに促進されたと記載されています。
気象協会では、10月後半から11月末にかけて、全国のスギの着花状態を確認されるそうですが、各地から着花量が多くその重さで、枝が垂れ下がっている状態の写真が掲載されていました。
写真を見ただけでくしゃみが出る と言った方がいましたが、今年の1月から2月の平均気温は平均並みか低いという予想で、このところの冷え込みで休眠打破が行われていそうです。
スギ花粉の飛散開始は、例年並みの予想で大阪は2/22となっています。
福岡 2/8 東京 2/11
ただ1/7に配信されたヤフーニュースでは、東京は2/26となっていましたから、少し遅くなっているのかもしれません。
ヤフーニュースの見出しは、2023年 春のスギ花粉飛散量 過去10年で最大の見通し とキャッチーなものになっていましたが、確かに去年よりは多くなりそうです。
自分の努力でどうかなるわけでもないですが、花粉症用のマスクやゴーグルなど自衛手段の準備はそろそろしておいた方がよさそうです。