学会までいかないですが、有志の近視の専門家の先生が集まって、研究、協議する会があります。
あまり新しい知見とは言えないですが、その近視研究会が出している、学童の近視進行予防7項目というのがあります。
ちょっと今更感があり、ここでわざわざ書くのもどうかと思いますが、ご紹介してみます。
1⃣ 1日できれば2時間は外で遊ぶようにしましょう。
2⃣ 学校の休み時間はできるだけ外で遊びましょう。
3⃣ 本は目から30cm以上離して読みましょう。
4⃣ 読書は背筋を伸ばし、良い姿勢で読みましょう。
左右どちらかが本に近い状態にならないよう、均等な距離になるようにして読みましょう。
5⃣ 読書・スマホ・ゲームなどの近業は1時間したら5分~10分程度は休み、できるだけ外の景色をみたり、外に出てリフレッシュしましょう。
6⃣ 規則正しい(早寝早起き)生活をこころがけましょう。
7⃣ 定期的な眼科専門医の診察を受けましょう。
これは私が子供のころから言われていたことと大差ありませんが、スマホやゲームは無かった時代ですから、近視の子供の数は今より少なかったわけです。
それでも、その一世代上の人達より、近視は増加していると注意されていました。
そしてそのころのアドバイスと殆ど変化していないことを思うと、こういうありきたりの注意事項というのは、案外的を得たことなのかもしれませんが、実行は難しいという証明になるのかもしれません。
近視の数は増える一方で、一向に減少していませんから。