映画 パッチアダムストウルーストーリーは、ロビン・ウイリアムスの好演でとてもヒットした映画でした。
お鼻に道化師の象徴の赤いぼんぼりをつけて笑っているパッチアダムス先生は、実在のハンター・キャンベル・アダムス先生をモデルとしており、アダムス先生は現在76歳で、アメリカ在住のドクターです。
アダムス先生は、道化の姿で患者さんを笑わせ、癒す姿が象徴的ですが、ウエストバージニア州の夢の病院の運営だけではなく、いわば民間外交官のように、世界中の病院やホスピスをまわって、プロの道化師として暖かいユーモアによって、患者さんの苦しみをケアーする活動もされています。
患者さんだけではなく、世界中の 例えば日本であれば、東日本大震災後の地や ロシア等に赴き、多くのボランティアとともに、その地の多くの孤児や力を落としている人たちを力付けたり、希望を持たせるようなチャリティー活動をされています。
なぜ唐突にこのお話を書いたかというと、神戸市立アイセンター病院から、10月に送られてきたパンフレットに、NEXT VISION 公益財団法人 理事の三宅 琢さんが、来年3月に、アダムス先生の生の言葉を神戸で発信する講演会が予定されていると、書かれていたからです。
パッチアダムス日本招致プロジェクト というサイトを先程の三宅さんが、立ち上げておられますので、ご興味がある方はご参照頂きたいのですが、関西では2022年3/20(日)~3/21(月) 関東は3/22~3/26
リアル オンラインのハイブリッド開催のようです。
アダムス先生自身は、学生時代にいじめにあったことで、精神病院に入院した経験があるそうですが、一向に良くならず、キング牧師のスピーチを会場で聞き、感銘を受けて生き方を定めたと。
アダムス先生は、「I love me(自分を大切にする) 幸せは自分で作れる。」
という思想の教育を約60年実践し続け、2021年ノーベル平和賞にノミネートされました。
どういうお話が聞けるか楽しみです。