早いもので、今日は大晦日。
季節感が無くなっているとはいえ、年が改まるというのは、やはり嬉しいことですね。
太古の昔から、人間は何とか生き延びてきたのですから、この太陽系の寿命が尽きるまでは、いえ少なくとも、今現在地球上に生きているほとんどの人達の寿命が尽きる100年後位までは、時は続いていくでしょう。
だとすれば、あまりペシミスティックな風評に惑わされず、落ち着いて今を生きたいと思います。
先日、山本眼科時代から通院されていた102歳の患者さんが亡くなられたことを知りました。
外来では、多くをお話しすることはできませんが、その短い時間でも印象に残る方でした。
思い起こせば、あの方この方と、あちらの世界にもお知り合いが増えています。
会話をするというのはもちろん大切なことですが、長い人生を生きてこられた方の中には、目の前の存在自体が語りかけておられるように感じることがあります。
一朝一夕でそういう人にはなれないでしょうが、私も先達に倣ってそういう存在感のある人間に成長したいものだと思います。
さて、今年もお世話になりまして有難うございました。
越年寒波がやってきているようです。
皆様ご自愛の上、良い年をお迎えください。