この夏休みは、本を10冊は読もうと決めていて、ダラダラと昼風呂に入ったり、昼寝をしたりすることを大切にして、最低限の家事以外はしないことにしました。
その中で発見したことは、私は掃除は好きではない。
でも整理整頓が好き。
物を捨てることが好き。
がらんとした家が好き。
食事作りは大好き。
家事はそういうわけで、最低限の家事となると、家をさらにガラガラにして、あまり好きではない掃除をしやすくするということになりました。
アルバムを整理していたら、子供たちが幼いころに行った、ディズニーランドや富士急ハイランドの写真が出てきました。
こういうところで書くのは、憚られるのですが、私はあまりテーマパークは好きではなく、関西に帰ってもう何年も経つのに、USJには一度も行ったことがありません。
以前勤めていた職員の中には、デイズニーが大好きで、年間何回も行っている人もいましたが、ディズニーランドは夢の国と語っていました。
私たち一家には、そういう感覚が抜け落ちているのだと思います。
子供たちが希望すれば、連れて行っていたと思いますが、希望はなかったです。
写真を見て思い出したことは、今は亡きダンナは、ひとたび入園したからには、隅々まで見ないと気が済まないたちだったことが、私にとっては苦痛でした。
映画でも、美術館でも、音楽会でも、動物園でも、植物園でも、あまり好みではないと思うと、私一人の単独行動だったら、さっさと出てしまうのですが、そういうわけにはいかないとなると、もはや単なる時間の浪費ではないかと悶々としてしまいます。
でも年を取ると、人に合わせなくてはならないということも少なくなり、残り時間が刻々と減っていくとしても、全ての自由時間を自分の好みで過ごせるのであれば、密度は高くなるとちょっとほくそ笑んでしまうのです。