鄭 守先生
右目の「硝子体手術(白内障も同時に)」をして頂き1ヶ月になろうとしています。
そもそも10年以上、眼圧高めでかかりつけ医に通い「緑内障」の心配ばかりしていたのに・・
昨年夏頃から視力が次第に落ち「黄斑上膜かも・・」と言われ「えっ?・・」状態でした。
そして何か所か大きな病院へ紹介状も書いて貰い、検査も受けましたが「経過観察で・・」とあっさり言われるだけ、とか「僕はやらないから手術して良くなるか悪くなるかわからない」と突き放されるとか・・。
その内かなり見え方は悪くなり、気づけばタテ・横のラインが波打つように・・!
もう手術しかない、と覚悟はしましたが、一体どこで??
ネットで「黄斑上膜」を調べ、鄭先生のアドレスに思いきってメールさせて頂いたのが“最初の一歩”となりました。的確で嘘のない丁寧な回答を頂き感動しました。どこの誰ともわからぬ者に対しこんな誠実な対応をして下さる事に。その後、初めて診察して頂き、その時点で迷わず手術をお願いしました。
然し私には厄介な持病が2つありました。
1つは肝臓の病でプレドニンという免疫抑制剤を飲んでいる為、感染リスクが高いということ。
もう1つは10年以上前に発症した「パニック障害」。その発作が手術中に出たら・・?という事が何よりの気掛かりで先生に相談メールをしました。
超!ご多忙な中、こちらの立場に立った温情溢れるお返事に本当に涙が止まらなかったです。
不安で真っ暗な中、やっと光が見えた思いでした。
でも手術直前まで“皆さんに迷惑をかけるのでは・・”という不安は拭いきれず、再びメールで訴えると「リラックスするCDがあればかけますよ」と言って頂き・・。
実際手術中、足元から静か~に流れる音はとても落ち着けました。
又、初診察時にも、手術時に体を覆うビニールカバーを試着させて頂き、本当にその心配りに
夫共々、心から頭が下がる思いでした。
手術中も「今、白内障が終わりました、これから膜を剥がします・・」等、事前にお願いした通り
状況を伝えて頂く事で安心感が増し手術時間が全く長いと感じずに済みました。
術中も術後も痛みは殆ど感じなく・・ただただ無事に終了したことに感謝と安堵感で一杯でした。
感染リスクの高さを自覚しているので病院から頂いた注意事項のプリントを何度も読み返し
1日4回の点眼は勿論、細心の注意を払って過ごし・・気付けば1ヶ月が経とうとしています。
お陰様で以前よりずっと視界がクリアーになり、視力も裸眼ですら左より良くなった?感じで
ややアンバランスですが、良く見えるようになった事だけで本当に有難いと思います。
余計な事は一切仰らないけれど、真摯に患者さんに向き合い配慮して下さる鄭先生に巡り合えたのは本当に幸運だったと思います。
でも想像を絶するご多忙の中、先生ご自身にもどうかご自愛頂きたいと思います。
そして私のように悩みを抱える患者さんの思いを汲んで下さるお医者さんであり続けて頂きたいと
願っています。
今後もずっとお世話になりたいと思っております。宜しくお願い致します。
本当に有難うございました!
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