子供のころに、神戸大丸にお買い物に行くと母によく連れて行ってもらった中華料理屋さんが、元町駅前にあります。
別館牡丹園といって、今でも健在ですが、近くに本館牡丹園というのもあってややこしい。
その辺の確執については、結構面白い話を聞いたこともありますが、中華街の有名豚まん屋さんの老祥記と同類項のお話かと赤の他人の噂話はさらりと聞き流すことにして。
子供のころからの習慣で、行くとしたら別館一辺倒です。
トンポーローは甘めの豚肉料理で、豚の角煮とほとんど同じことだと思っていますが、子供のころからの刷り込みで、中華料理が大好きなので、トンポーローと呼んだ方がおいしい気がします。
これなら圧力鍋で私でも作れます。
豚バラ肉の固まりを使うので、調理する身としては、この脂ギトギトが少し気になりますが、ショウガやネギの青いところを入れて、圧を20分ほどかけると柔らかくなるし、脂成分もだいぶ流出するので、少しは健康的かと思います。
私はこの圧をかけて脂を落とすことは必ずすることにしていますが、そのあと鍋を軽く洗って、豚肉の固まりを食べる大きさに大きめにカットした後、甘めの調味料を好みで入れて(私は、お砂糖より本みりんを多めにして照りを出すようにしています。)さらに、5~10分ぐらいお肉の量によって加減して、圧をかけて、味をしみこませます。
圧をかけると水分が減りにくいので、調味料つまり糖分や塩分を控えることができることがメリットだと思います。
お肉は思ったより小さくなってしまうので、多めに作るようにしています。