今日も白内障の手術日を、患者さんと相談して決めたときのお話です。
深く迷い(もうかれこれ数年)、そして決断がついたら却ってさっぱりしたご様子で、淡々と日にちの決定です。
とても主体的で、自分のことは自分で決めるタイプです。
その方も、フラダンスを2コース、プッシュアップ・エクササイズ スイミング と4通りの運動の予定があり、スケジュール調整に難航するかと思いましたが、計画的な方で、少し早めに御相談いただいたので、簡単に手術日を決めることができました。
仕事がらみの予定ではなく、自分の生活を彩るための予定がこんなに充実しているなんて、本当に感嘆してしまいます。
診察についている看護師さんに、「私たちも年をとった時、この方のように暮らせると思う?」と思わず聞いてしまいました。彼女は「無理です。」 と即答しましたが。
本当に私たちスタッフも、人生の生き方を教えてもらえて、感謝しています。
このように活力ある方でも、手術を受けるということはやはりストレスで、手術の決断をするまでが大変なのだと、実感します。
決断してしまうと、手術はまだ終わっていないにもかかわらず、とてもすっきりした雰囲気に変わっていきます。
皆が皆そうではないので、決断がつかない方もご心配なく。
でも今日が一番若い日というのは、事実だと思います。