鄭先生
両目の硝子体手術を8月と11月にしていただいたEです。お礼のメールが、大変遅くなり申し訳ありませんでした。本当にありがとうございました。大げさではなくこれからの人生に、生きる希望が持てそうです。それまで私の眼はいろいろなトラブルを抱えながらやってきていました。
子供の頃から視力が悪く、緑内障などになると言われ続けましたし、右眼は網膜裂孔を起こしたので眼科の病院には必ずいっていました。5年ほど前には、白内障の手術を受けたほうがよいとのことで受けました。受けた後一週間は、あまりの色の違いに驚きの日々でしたが、白い紙が眼に痛く、電気のついた部屋ではすごくつかれ、夜道がまぶしく苦痛になっていました。ひどい光のシャワーのような見え方と眼の中に、もわっとした大きな白っぽい物体が四六時中、前後左右に動き回っているのです。手術をした先生には、こうなることは何も聞いていなかったし、直らないのかと何度も聞きましたが仕方がないことでとにかく慣れるしかないと言われ続けました。なかにあるものは取れないかと聞くと、私にはそのようなことはできないといわれ、我慢しかないのかと絶望的になっていました。
どの体の部分も大切ですが、情報の80%以上を得る目の働きがいつも何かに邪魔されていることが、どれほど辛いものなのか結局わかってはもらえませんでした。その間も、何箇所かの病院で見てもらいましたが、硝子体の手術は失明の危険があったらそのときやってもらえばいいくらいのもので、やめたほうがいいと断言される先生もいらっしゃいました。確かに飛蚊症がひどいので見にくいかもしれないが、このようなことでやることではないとも言われました。あと20年くらい生きられたとしても、こんな辛い日々をすごさなければならないのかと考えると滅入ってしまう毎日でした。
ところがほとんどあきらめていたときにネットで先生のこと、先生の手術のことを知りました。私にも硝子体の手術をしていただけるのだろうかと期待し、眼科医院に行きました。手術を受けることができ、さらに術後はじめて右眼で見た景色は、信じられませんでした。あの不快な光のシャワーもモアモアしたごみもみんなきれいになくなり、何もかもがはっきり見えて本当に感激しました。あきらめないといけないと思っていたことがやれるようになると思うと希望を持つことができます。
鄭先生のすばらしい技術と誠実なお人柄で、大きな安心と信頼感を持つことができ無事手術を終え、このようにすっきりと美しい世界を見ることができるようになりましたこと、本当にありがたく思っております。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。