ドライアイの話題は、以前に比べ学術的な話題提供も増え、一般の健康番組での取り組みも増え、もちろん製薬会社からのコマーシャルトークも増え、皆さん周知のこととなってきました。
このブログでも、詳しい解説がありますので、今日は私自身のドライアイ体験を書きたいと思います。
宮の前眼科を受診された方はご存知かと思いますが、当院には診察室が2つあります。
そして、それぞれの診察室の診察台の真上に、エアコンがついているのですが、そこから診察する医師をめがけて温風が吹き付けます。
もちろんエアコンには、医師をめがけて乾燥させてやろうという悪意はありませんが、一日そこに座っていると干からびてくるのが実感できます。
移転して約4年半。当初は、顔の皮膚がボロボロむけて、職員達も驚きましたが、それは私の面の皮が厚くなることによって、解決したようで、最近は皮はむけなくなりました。
今年は、目が乾きます。
エアコンは、現在は25℃に設定していますが、ポリエステルの半袖の白衣を着ている関係で、それぐらいにしておかないと寒い。職員たちは、カーディガンをはおっていますが、私は患者さんと距離的に近いので毛羽立ったものが、飛びそうで年甲斐もなく年中半袖を着ています。
時に患者さんに、「先生寒ないの?」とさすってもらいます。
で、ドライアイに戻りますが、エアコンの風向きは、一応方向を自動的に変えて、私の頭上を行ったり来たりしていますが、角膜への当たる向きが変わるだけで、乾くことへの悪影響は、同じです。
患者さんには、頻回点眼を勧めていますが、自分自身は点眼薬すら手元になく、ひたすら瞬きを増やすことで、対処しているところです。
ただ、自宅に戻ると、床暖房なので、治ってきて忘れてしまいます。
程度は、軽症なのだと思いますが、皮膚のように鍛えることができるのか、現在は様子見中です。