兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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結膜弛緩症について〜Part2 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

結膜弛緩症について〜Part2

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2016/12/02担当:野宗研志
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前回に引き続き、今回は「結膜弛緩症」の症状についてお話します。結膜の弛緩(たるみ)は目の上にも下にも起こり得ますが、ほとんどの場合は下側に起こります。そして余った結膜は下眼瞼に乗っかかってしまうので、そのあたりの「違和感」が出たり、まばたきをする度にたるみが気になって「異物感」を感じて、「目がショボショボする」といった症状が出ることがあります。また、涙は目の表面に安定して均一に広がるのが普通ですが、結膜弛緩症になってしまうとその部分の結膜は盛り上がっているため、涙が安定して広がりにくくなり、その付近は涙が乾燥して目の表面に浅い傷ができることもあります。そうなると「目が痛い」とか「目がゴロゴロする」などのドライアイ症状が出たりします。

その他に涙は目を潤した後、上下の眼瞼を伝って外から内側に流れていき、涙点という穴に流れてゆくのが通常ですが、結膜弛緩症になるとその余った結膜がこの涙の流れを邪魔してしまい、「涙がよく出る」というドライアイと全く逆の症状を引き起こすこともあります。

これを「歳のせい」と片付けてしまえばそれまでですが、適切な治療を行えば解消できることも多く、次回は治療について解説したいと思います。