兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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医薬品の欠品 少し解消の兆し | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

医薬品の欠品 少し解消の兆し

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2024/10/03担当:山本 洋子
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昨日参天製薬のMRさんがやってきたので、今回は能登半島の大雨で、製品の配給がまた延期なのではと心配しました。

 

ただ私が読んだ記事では、場所を移してでもコソプトミニについては、早期復旧を目指す と書かれていたので、それは無いと思ったり。

 

で、尋ねたところ、まだ具体的にいつから出荷できるとは言えないけれど、コソプトミニについては、近い将来 というめどがついた という朗報でした。

 

ミニを使う患者さんは、そこまで多くないにもかかわらず、一番の復旧という朗報を持ってきてくれたことは、とても嬉しかったです。

 

ただミニ製剤については、防腐剤アレルギーを想定していますが、コソプトの効果は確認できているからこそ、防腐剤フリーのコソプトミニが待たれているわけです。

 

ところが、実際は緑内障薬は多種類あり、またジェネリック医薬品は各社からでていて、ジェネリック医薬品は、主作用はもちろん先発品と同成分ですが、添加物は必ずしも先発品と同様ではありません。

 

ですから、今回のように数か月で解消できる見込みがたてば、何とか待てるとしても、もっと長期にわたる場合は、まず他のジェネリック薬品を試してみたり、緑内障薬の組み合わせを根本的に変更する必要もあると、思います。

 

薬効も、生身の人間ですから、効果の有無は短期間にはわかりません。

 

ただ主作用の効果はすぐわからなくても、副作用については、重大なものについては、速攻変更の必要に迫られます。

 

最近多い合剤については、片方の薬剤が使えない場合は、選択から外さないといけないので、多くの選択肢があるように見えて、使える範囲は大部狭まります。

 

MRさんの存在意義はどこにあるのだろうか と時に思うこともあるわけですが、こういう時には、状況を教えてもらったり、説明してもらったりすると、安心できると実感しました。