兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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手術中の会話について

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2024/09/08担当:山本 洋子
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手術時には、手術室ではあまり無駄な会話はしない方がいい というのは原則正解です。

 

手術室は、特殊な換気扇を使用することにより、無菌状態に近いことが担保されています。

 

ただ眼科の手術の場合は、おしゃべりすることにより、滅菌済みの布で手術眼以外の部分は覆われているとはいえ、口から唾液が飛沫し、口と目の距離は近いため、完全な無菌状態が損なわれることを、危惧します。

 

白内障のような短時間で終わる手術であればいいのですが、1時間以上になることもある硝子体手術の場合、外回りの看護師さん等が大丈夫ですか とか痛みはありませんか とお聞きした場合は、もちろんお返事してもらっていいですし、お返事が無い方が心配になります。

 

おしゃべりしない方がいいと言われたので、聞かれてもずっと黙っていた という患者さんが先日おられましたが、是非遠慮なくお返事してもらった方が安心です。

 

寒くなれば毛布を追加したりできますし、時間を見計らって執刀医は適宜麻酔を追加してくれますので、特に困ったことが無ければ、もちろん無言のままで大丈夫です。

 

研修医の時、ローテーションで麻酔科を回りましたが、全身麻酔の手術の際は、外科医たちは意外とリラックスした雰囲気で手術をしている場面を見ましたが、ほとんどの手術が局所麻酔の眼科では、そのようなことはありません。

 

大学病院でもクリニックでも、眼科に関しては、手術の雰囲気は、ほとんど差が無いと思います。

 

そういうわけですから、術者はほとんどしゃべりませんが、何か困りごとがあったらお伝えいただき、またスタッフが尋ねたらお返事していただいた方が安心ですので、リラックスして手術を受けてください。

 

手術室には、2種類の看護師がいて、手術を介助して術者を助ける看護師と、外回り看護師と呼んでいますが、必要な物品を棚から取り出したり、消毒を手助けをすることや、手術中患者さんの様子を観察し、不安そうであればそっと手を握ったり、足や腰をさすったりする看護師がいます。

 

ですから患者さんは緊張しないで、そしてもし可能でしたら、平和な気持ちで過ごして下さい。

 

たまにいびきをかいて寝ている患者さんもいます。