白内障の症状とは?
今更の感がありますが、よく聞かれます。 かなり進んだ状態で来院されていても、全く何も異常を感じないという方もおられますし、メガネをかけて視力は出ているものの、しょっちゅう度数変更をしているので、どこか悪いのではないかという心配で来院される方もいます。 健康雑誌などに書かれている①
白内障手術についてーワクチン接種
この話題が、後年読み返して懐かしいものと思える日が来ることを望んでいます。 このところ、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が、いよいよ本格的になってきました。 他の国に比べて日本はワクチン接種が遅れていること オリンピック開催についての賛否等、議論が絶えないようですが、
白内障手術についてー白内障手術のその後のその後
去年の1月にもこの患者さんの話題を書いたのですが、その患者さんが1年半ぶりに来院されました。 去年の1月と言えば、新型コロナの流行初期で次の診察は連休頃にと言っていたのですが、それが1年遅れで達成できました。 その時には、連休頃には、もう少しこの流行もよくなっているだろうという楽
白内障手術についてー手術適齢期は?
適齢期という考え方は、何かと薄れてきているかもしれません。 私達世代が結婚するころには、クリスマスケーキ説などを、厚かましくも年上の男性が本人の前で、もっともらしく説教していたことがありますが、今はそういう話をする人を見かけることも無くなりました。 ただ出産は人としての限界がある
白内障手術についてー術後点眼はいつから?
術後点眼はいつまで?というのは患者さんからもよくお聞きする質問ですが、いつからというのは、あまりに当たり前のようで私自身聞かれることはあまりありません。 そら手術終わったらさしたらいいんでしょ。 もちろんそれで正解なのですが。 手術の後、帰宅時には眼帯をつけて帰っていただきますが
コホート研究と白内障手術
コホート研究という言葉は、あまり聞きなれないかもしれませんが、大切な疫学的研究法です。 例えば、ガンになる人とならない人の要因どこにあるか ということを調べたい時、まず 年齢 居住地など一定の条件に合う対象集団を設定し、どの様な生活をしているかなどの要因(食事内容 喫煙 飲酒など
白内障手術について-白内障の症状って?
白内障の症状について改めて問われると、どうお伝えしようかと思うことがあります。 なぜなら、すでに水晶体の濁りが出てはいるものの、視力が1.0前後と良い数字が検査結果として出ているからです。 今の見え方が、すでに濁りを通してみている状態で、子供たちの1.0とは明らかに質の違う見え方
多焦点レンズと選定療養
多焦点レンズを用いた白内障手術は、ちょうど1年前の2020年3月をもって、先進医療から外れ、選定療養の扱いとなりました。 大きな違いは、先進医療を行う医療機関の場合、近畿厚生局に届けるだけでなく、ある一定の基準を満たしているという認可が必要でした。 もちろん宮の前眼科でも認可を受
白内障手術についてー花粉症の時期の手術
今年の予想では、スギ・ヒノキ花粉症は去年より多いものの、直近10年の平均よりは少ないとのことでしたが、最近の中ではやや多いような気がしますし、例年は目より鼻の症状がきつかったけれど今年は目の症状が気になるという方が多いです。 この一年ほどマスクをつけるのが常識化している日本では、
白内障手術について-手術室は絶対沈黙?
先週手術を受けた方に、質問されました。 手術室に入る前に看護師さんに 必要以外の会話は控えるように と言われたので、先生に、はじまりの時も終わりの時もご挨拶ができなくて、失礼なことをしたことや、手術中に気になることがあったので、伝えたかったけど我慢したことが、少し気になるのですが