いつもお誕生日に、フラワーアレンジメントを届けて下さる優しい方がいます。
そしてそれを何とか長持ちさせようと、例年頑張るのですが、あまりうまくいかないことが多く、もったいないですし、頂いた方に申し訳ない気持ちになります。
ネットで調べて、セロファンはすぐにとり、置き場所も南側の窓際は良くないということなので、壁際に置きます。
10月はエアコンを入れる季節ではないので、長持ちしそうなものなのですが、その先の水やりが問題です。
給水スポンジは、一度乾くと水を吸わなくなるということを知り、水を足すタイミングを見るのですが、多分これがいけない。
大概水をやり過ぎて、失敗しているように思い、今年は水を補給することを一切やめてみました。
遠方の方なので、こちら側の代理店が年により微妙に違うのですが、それを見ていると、面白いことに気付きます。
届けて頂いた初日から、お花は満開 というより、開き切った状態でよく見たらもう退色しかけているようにすら見える残念なお店から届くこともありますし、今年届けて頂いたお店のお花は、つぼみもたくさんあって、とても愛らしい状態で、今年は是非長く楽しみたい。
それで、思い切って私の苦手である水やりを、あえてやめてみました。
お花には申し訳ないのですが、もしかしたら私が下手な水やりをするよりも、長持ちさせることができるかもしれないので。
そして現在、全てのつぼみは花開き、2週間たった今も、バスケットの中で元気です。
もちろん枯れてしまったお花は少しずつ取り除いていますが、バスケットにまだいっぱい残っています。
最初にアレンジして頂いたお花が上質だったのかもしれませんが、環境や栄養を整えすぎるというのも本当は却ってよくないのかもしれない 敢えて突き放す強さや過剰な思いやりは有難迷惑という場合もあるかもしれないな と朝のコーヒーを飲みながら思いを巡らせています。