兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
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手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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「糖尿病網膜症 再手術 患者さん手術体験談(他院)1」 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

「糖尿病網膜症 再手術 患者さん手術体験談(他院)1」

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2016/07/11担当:鄭 守
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拝啓
鄭 先生
 
先日は、先生に硝子体手術して頂いたお陰で、視力も回復し、問題ない日常生活を送っております。私と同じような症状にお悩みの患者さんが、できるだけ早く鄭先生のようなすばらしい医術をお持ちの眼科医に出会え、失明の危機と不安から一刻も早く開放される事を願っております。
 
診察して頂く前は、3年前から糖尿病で通院していた総合病院の眼科で硝子体出血のため至急手術が必要とのことで、昨年末に両目とも硝子体手術を受けました。
手術後二週間で網膜浮腫が見つかり両目ともレーザー手術を追加で行って頂き、以後は月1回の定期健診での経過観察で問題ないとのお話に、非常に感謝しておりました。しかし、レーザー手術後二ヶ月で右眼が再出血し硝子体再手術となり、その二ヵ月後に同じ右眼が再出血しました。
 硝子体手術をしてから、2ヶ月に1度右眼が出血し、その度に硝子体手術を受けてきましたが、毎回手術後に「もう大丈夫です」と執刀医の先生から説明を受け、その二ヶ月後に「おかしいな。手術するしかないですね」の繰り返しなので、信用してはおりますがセカンドオピニオンを求めたいと思い、インターネットで検索していたときに、鄭先生の「日帰り硝子体手術」のページにたどり着きました。
 
実は、鄭先生に診察していただく前に、セカンドオピニオン目的で硝子体手術の専門医や「世界のスーパードクター」と言うテレビ番組で紹介されている先生にも相談をお願いしたのですが、「他院でどのような手術をしたか分からないので、診察できない」や「白内障は見るが、硝子体手術は専門外」など、セカンドオピニオンどころか、初診問診表を見て門前払いです。
 藁をも掴む気持ちで、症状と不安をメールで送ったところ、すぐに返事が届き、翌週の先生の診察日にお伺い致しました。
 診察当日、鄭先生から非常に親切に対応頂き、「このまま出血と再手術を繰り返すのでは」という一番の不安を払拭していただきセカンドオピニオン目的で診察にお伺いしたのですが、その場で鄭先生に手術していただく事を決断しました。
 
手術体験談:
私自身、半年の間で両目合わせて四度目の硝子体手術となるため、手術に対しての恐怖心はありませんでした。手術中は局部麻酔で痛みもなく、ただ、眩しいだけです。ただ、前回手術を受けた眼科医院の先生とは違い、鄭先生の手術は非常に丁寧でした。手術を受けた当人でないと分からないと思いますが、ぼおーっとしか見えない右眼の中で、手術器具が非常に滑らかに動くのが感じ取れました。
 
手術後の経過:
手術翌日に眼帯が外れ、少し白く霞んでいますが出血前に近い形で見えるようになりました。今は丁度手術して一ヶ月が経過し、手術していない左眼よりもはっきり物が見えます。
手術前と現在の比較:
これは、出血でまったく見えなかった右眼が、普通に見えるので比較しようが無いくらいの別世界です。
手術後の問題点:
同じ物を右眼で見た場合と左眼で見た場合に、右眼で見た物が少し小さく見えるのが、気になります。
また、少し像が歪んで見えています。(レーザーを打った後の見え方のように、1本の直線を見ると所々滲んでぼやけて見えます。)
 
最後に
 当初、相談のつもりでお伺いしたのにも関わらず、先生のお話を聞いて、その場で手術を決断してよかったと感じています。
 一昔前までは、糖尿病網膜症は失明に繋がる非常に厄介な症状と言われ、私の叔父も失明してしまいました。
硝子体手術によって改善する可能性も出てきたと言え、同手術自体が高度な技術が必要とされる、非常に難しい手術であることは素人ながら理解しております。
 難易度が高いが故に他院での術後の経過が思わしくない患者を門前払いするもの仕方が無いとも思いますが掴む藁が無いと、後に残るのは絶望しかありません。
 インターネットで「硝子体手術」や「糖尿病網膜症」で検索すると膨大な数の検索結果が得られますが、ほとんどの医院・病院の掲載内容は同じであり、「硝子体手術とは・・・」や「糖尿病網膜症は・・・」などの病気の説明や手術の説明です。
 
私達患者が本当に知りたいのは、病気や手術の説明ではなく、どうしても改善しない症状に対して親身に相談に乗ってくれ、絶望の淵にある心に手を差し伸べてくれる先生方に巡り合える事ができるかどうかではないでしょうか。
 鄭先生の懇切丁寧な説明と高度な技術だけでなく、術後検診で初めてお目にかかる事ができた他の先生が診察後に「がんばりましょう」と握手する手を差し伸べてくださったことで、やっと「いい先生に巡り合えた」と実感しております。
 
本当にありがとうございました。また、これからも宜しくお願いいたします。

草々

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