去年もふれた話題ですが、毎年11/14に世界糖尿病デイをはさんだ1週間 今年は11/11(月)~11/17(日)を日本でも全国糖尿病週間として、色々な啓蒙活動が行われます。
このキャンペーンのモチーフは、ブルーサークルといって青い輪が使われています。
糖尿病は、死に至る病ではなくまた罹患者も多いため、糖尿病と診断されてもそこまで深刻に受け止めていないように思います。
ただしWHOによると、世界人口の8.8%が罹患しており、年間500万人以上が合併症で亡くなっているそうです。
これは、6秒に一人が糖尿病関連で亡くなっていることになり、2006年には10秒に一人だったそうですから、キャンペーンを行っているにも関わらず、悪化していることになります。
特に糖尿病の発症は、発展途上国で顕著ということです。
2型糖尿病は、生活習慣を見直し食生活を改善することで、70%以上の人は、15年後の糖尿病の発症を抑制したり、遅らせたりできるとのことです。
これは、医療経済的にも、患者さんご本人にとっても朗報ではないでしょうか。
国内の糖尿病罹患率は、以前にも書きましたが、約1000万人の糖尿病患者 約1000万人の糖尿病の可能性を否定できない人、合わせて2000万人の糖尿病患者及び予備軍がいるということですから、全人口の15%。
世界平均の約1.7倍にあたります。
治療を受けていない人や中断してしまっている人が特に多いのは、40~49歳の働き盛りの男性で約50%。
このことをふまえ、世界でもなく日本という単位でもなく、地元兵庫で行われる誰でも参加できる講演会をご紹介したいと思います。
2019.11.4(月・祝)世界糖尿病デー イン 兵庫 14:00~16:30 (開場 13:00)
場所 兵庫県医師会館 2F 大会議室
入場料無料 事前申し込み 不要
兵庫県医師会館は、磯上公園近くで、三ノ宮駅から徒歩8分という便利なところにありますから、ご興味のある方はお買い物のついでにでも行ってみてください。