最近テレビで特集があったようで、眼瞼下垂について、診察の時に尋ねられることが多いです。
眼瞼下垂の手術を積極的に受けたいというよりは、診察のついでにちょっと聞いてみたいという感じで、少し気になるけれどわざわざ手術を受けるのは億劫というスタンスです。
宮の前眼科でも手術をしていますが、美容整形ではなく保険適用の手術です。
ですから見かけを良くするためというより、瞳孔に上まぶたがかかってしまって見え心地が悪くなっている 極端な場合、瞳がすっかりまぶたの皮膚でおおわれてしまっていて、よく見たいときには、自分でまぶたを持ち上げているという方には、良い適応です。
もちろん見た目も良くなります。
眼瞼下垂の手術については、野宗先生もブログで書かれていますので、ご参照ください。http://www.eye-itami.jp/index/blog-detail?id=255 http://www.eye-itami.jp/index/blog-detail?id=260
いくらくらいかかるかと心配される方もおられますが、手術のやり方によって保険点数が違いますので一概に言えませんが、美容整形のような大金がいることはまずありません。
手術の必要があるかどうかをまず診察してから、詳しいことはまたお話しします。
眼瞼下垂は、まぶたのたるみで起きることが多いですが、そのほかにも、重症筋無力症 脳動脈瘤が大きくなって動眼神経というまぶたを持ち上げる作用の神経の麻痺で起きる場合など急いで精査が必要な場合もありますので、すべて老化と判断して放置せず、診察を受けることをお勧めします。