Q点眼したかどうか思い出さない時が時々あるのですが、その際には追加でさした方がよいでしょうか?
よく聞かれる質問ですが、現在主流の一日一回点眼の、プロスタグランディン系の点眼薬にしろ、βーブロッカーの点眼薬にしろ またそれらの合剤にしろ 主たる作用以外に副作用はつきものです。
特にプロスタグランディン系の薬は、薬理作用として、炎症を引き起こすこともあるため
白内障手術後は、しばらく点眼を控えたり、異なる作用の薬に変更したりしますし、新発売された点眼薬は、白内障術後の人工水晶体挿入眼 無水晶体眼には、点眼禁忌となっています。
またβーブロッカー作用のお薬は、全身に対しての作用(喘息発作・徐脈)があるため、やはり点眼回数を守ることが大切です。
これらを総合して、明らかに入れていない時には点眼し、どうしても思い出せない時は、その日は追加せず、翌日は必ず点眼することが望ましいです。