昨日久しぶりに来られた高齢の患者さんは、もう何年も前から白内障が進んでいました。
免許の更新があるので、もし更新予定があるなら、そろそろ手術が必要だという一つ話をかれこれ3年以上前からお話していました。
この時点で、ともかく更新にチャレンジし通ってしまうと、もともと手術が怖い方なのですから、自動的に手術も3年更新されてしまうことになります。
その方が、4月の誕生日の免許更新に間に合うなら手術を受けたいと言われます。
現在も運転されていますが、今の視力はここで公表することは、憚られる。。。
免許の更新とは別に白内障手術を受けると、見えるようになって生活が便利になるのですから、手術日を決めましたが、ともかくご本人は免許の更新ができないなら手術なんて受けたくないという気持ちがこちらにもひしひし伝わってきます。
最初から手術を希望して来られる方もおられますが、できたら避けたい、どうしてもといわれるなら、仕方がないという方が多いのです。
外来が立て込んでいるとゆっくり勧めることができず、次に来られたら1年後ということもあります。
勧めるのもエネルギーが必要ですので、ついずるずるいってしまうこともあります。
ですから少しでも視力に不安があったり、具体的な日程が決まっていなくても構いませんので、手術の相談をしたいと思われましたら、積極的に外来受診の時に伝えていただきたいなと思います。