ワクチン接種については、賛否両論がありましたが、ともかく今までは政府から無償で提供されていました。
しかし今年度からは、新型コロナワクチンもインフルエンザワクチン同様、定期・任意予防接種の扱いとなり、有料となります。
伊丹市のホームページによりますと、接種当日65歳以上の高齢者 あるいは接種当日に60~64歳で、身体障害者手帳1級相当の、心臓 腎臓 呼吸器の障害か ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある(身体障害者手帳の提示 または診断書の提出が必要)
そして伊丹市に住民登録があり、接種を希望する人は、自己負担金 季節性インフルエンザ 1500円 新型コロナワクチン 3260円で受けられるそうです。
今年度からは、伊丹市民が、伊丹以外の阪神6市1町(尼崎市 西宮市 芦屋市 宝塚市 三田市 川西市 猪名川町)で予防接種を受ける場合も市民保健センターでの事前の手続き(他市依頼書の発行)は、不要となりました。
予防接種を受ける場合は、運転免許証 マイナンバーカード等の提示が必要です。
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同時接種も可能で、接種する予定の医療機関に事前に確認することを、勧めています。
接種期間は、2024年10/1~2025年1/31 それぞれ1回接種のみ。
上記に該当する人以外は、値段は医療機関ごとに異なるでしょうが、コロナワクチンは15000円ぐらいとのことですから、だいぶ高額ですね。インフルエンザワクチンはもちろん別料金です。
今まで非難されながらも国は接種に努め、世界の中でも日本は開始が遅れながらも、感染率は低く抑えられたのは、評価できると思います。
任意接種ですし、高額でもあるので、よく考えて接種するのがいいと思います。
医療機関でも介護機関でも また医療従事者も、接種費用の減免はありません。
念のためですが、国を挙げてのワクチン接種が求められたときは、当院でも接種の協力機関となっていましたが、4回目の接種以降は切迫していない状態でしたので、参加を中止し、また現在の定時・任意ワクチン接種も施行していません。