アレジオンLXの後発品 参天製薬より発売
眼科の先発メーカーである参天製薬から、アレジオンLXの後発品 エピナスチン塩酸塩LX SECが近々発売されます。 アレジオン点眼も同様の後発品 エピナスチン塩酸塩SECを2021年に発売していますから、約3年ぶりということです。 時々自社製品の後発品を、同じ会社(関連会社)が発売
花粉症2025 予想(10/1)近畿地方を含む西日本平年比200%以上
関西地方にお住いの花粉症の方には、悲報ですが、来春の花粉症予想は、前年を大きく上回る予想となっています。 2024年春の花粉飛散が、近畿地方特に京阪神エリアでは、平年の半分程度だったため、前年比では400%超、平年比で200%超 となっています。 平年というのは、過去10年(20
アレルギー検査 採血式39項目 簡易式8項目
秋のアレルギーといえば、キク科のブタクサやヨモギが主体となる時期ですが、今年は秋のアレルギーが早めに始まったようです。 患者さんを診ていてもそう思いますが、昨日検査キットの会社の方がそう教えてくれました。気温が高かったからだそうですが、今回はその検査キットのお話です。 簡易の検査
花粉症の原因と人工林
夏休みの間に、もう一度学びたいシリーズの地理を読んで、人工林について教えてもらいました。 広く浅くの記載でしたが、それをさらに要約してみます。 もともと日本は、高温多湿の夏のため、植物が育ちやすい環境で、林業も盛んでした。 2017年の農林水産統計 というかなり古い統計によります
アレジオンクリームのその後
点眼タイプではないかゆみを抑えるクリーム状のお薬は、世界初ということで幼い子供たちや、点眼しにくい手先や首のトラブルがある患者さんたちには、とても有用ではないかと期待をもって何人かの方に処方しました。 目薬をさすという行為は、意外と難しいのです。 清涼的な意味合いでさすのではない
世界の3大花粉症
以前にもこのブログで書いたかもしれませんが、日本では主流の春のスギ・ヒノキ花粉症が終わっても、年中何らかの花粉症が発生します。 日本には、第2次世界大戦後にやってきたブタクサは、マッカーサーの置き土産といわれる植物で、アメリカで花粉症といえば、ブタクサが一番多いそうですし、ヨーロ
アレジオンの新しいクリーム製剤が5月発売
参天製薬から新しい抗アレルギー製剤が出る という噂を聞いていましたが、昨日製品概要の冊子をMRさんから受け取りましたので、ご紹介します。 このお薬がとても使いやすいだろうと感じた一番のポイントは、点眼ではなく、クリーム製剤でまぶたに塗る薬であること 2番目は、一日1回でよい点です
スギ・ヒノキ花粉症 2024
今年の春の花粉症は、そろそろピークを迎えるころだと思いますが、やはり予想通りそこまで強い症状では無いように思います。 いわゆる初期療法ということが、アレジオン点眼が発売されたころから(ですからだいぶ前ということになりますが)、よく学会でも推奨されるようになりました。 初期療法とい
点眼薬の出荷制限
最近薬品類の出荷停止または、制限出荷が続出しています。 つい最近では、参天製薬の緑内障治療薬やステロイド点眼薬が追加されました。 ステロイド治療薬は、以前から多くの後発品メーカーの制限出荷が続く中、先発品メーカーである参天製薬は、増産することにより、制限出荷とならないように奮闘し
避粉地 北海道・沖縄
この2日間ほど気温が上がり、天気予報ではしきりにスギ花粉の飛散が話題になっています。 関西地方も暖かですが、テレビで見る関東地方ほど暑いといった印象はありません。 本日のお題の避粉地 というのは、花粉が少ない街に短期間でも滞在して、体力温存を図れば ということで、地域を挙げてスギ