緑内障点眼薬と角膜表面の荒れ
タイトルの角膜表面の荒れという表現は、眼科医としては非医学的ではありますが、眼科用語ではOSD(眼表面疾患)と呼ばれるもののことです。 ただそのように書きますと、緑内障自体よりさらに悪性の病気のように勘違いが起き、点眼をやめてしまうという事態になるといけないので、このような表現を
ジェネリック医薬品について
緑内障点眼薬を処方する場合、複数点眼薬を使用することは珍しくありません。 大体1日1回点眼の薬と2回点眼の薬の組み合わせが多いのですが、1回点眼の薬は1本につき2.5㎖ 2回点眼の場合は5mlとなっており、1回点眼でも2回点眼でも、大体同じ頃合いになくなるようになっています。 た
ブラウンシチュー
以前は圧力鍋を使うシチューのお話を書いたような気がします。 過去ブログを確認していないので、もしかしたら今書こうとしているシチューのお話だったかもしれませんが、重複しているかもしれません。 もしそうでしたら、お許しいただきたいのですが、またまた簡単なお料理です。 今回は圧力鍋を使
緑内障治療の長期化について
2025年現在の日本における平均寿命は、男性79.78歳 女性87.52歳と長寿化しており、人生100年時代というのも大げさではない時代に、差し掛かっています。 緑内障は長期間の治療が必要な疾患ですから、今後も緑内障治療中の患者さんは増加することになりますが、その際以前と違う観点
2025花粉症(第3報)
日本気象協会の花粉症情報は、以前このブログでも書いた第2報以降、まだ更新はありませんが、民間気象情報会社のウエザーニューズが、1/15に3回目の花粉症予想を発表しましたので、ご紹介します。 既に、外来で日によって花粉を感じるという患者さんがいましたが、少し早いのではないかと思って
野宗先生の4月手術日変更について
少し先の日程変更ですが、野宗先生の月1回の土曜日の手術日は、原則第2土曜日ですが、4月は変更になります。今のところ2月 3月は予定通り第2土曜日の2/8 3/8です。 4/12(土)→4/19(土) 宜しくお願い致します。
バズワイヤーゲームで判断 外科医は器用?という記事を読んで
ちょっと面白い記事を読んでしまったので、今日はそのお話を書いてみます。 原典に当たる程ではないお話なので、面白話としてご紹介します。 そうはいっても、この話の出典は、BMJオンライン2024年12月20日号。BMJは、英国医師会のオフィシャル誌ですから、一応根も葉もある話と言って
2種類以上の点眼薬をさす場合、本当に5分以上あける必要があるか?
術後点眼や緑内障の患者さんは、複数の点眼薬をさす必要が有る場合がありますが、慣習的と言っていいほど5分間隔で と伝えていますが、これは根拠があることなのか疑問に思っていました。 なぜなら、その昔私が研修医だった時代には、日帰り手術は始まりつつありましたが、白内障といえど入院手術が
新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。 最近大企業などでも、電子年賀状が増えたと思います。郵便代金が値上がりしたせいか、年賀状に限らず、請求書も電子化したものが激増しています。 達筆で自分の言葉を字や絵で表せる方にとっては、とても残念なことだろうと思います。 元旦は、教会のごミサに参加した