さて、今回は「眼瞼下垂」についてのお話です。眼瞼下垂は最近ではテレビなどでも紹介されることが増えていますが、その名の通り眼瞼(まぶた)が下垂(下がる)病気です。眼瞼下垂は様々な原因によって起こることがありますが、最も多いのは加齢に伴って起こる眼瞼下垂です。
また、眼瞼下垂には二つのパターンがあって、一つはまぶたの皮膚が加齢とともにたるんできて、たるんだ皮膚が垂れ下がって眼瞼下垂になるパターン、もう一つはまぶたを挙げるのに働いている筋肉である「眼瞼挙筋」が加齢などにより筋力が低下することによって、眼瞼下垂になるパターンです。
では、まぶたが下がるとどのように困るのでしょうか。自覚症状としては上の方の視界が狭くなって「見えにくい」とか、顎を上げないと見えない場合などもあり、「首や肩が凝る」とか「眼精疲労」などの症状が起こることもあります。また整容的な面からも、目が細くなってしまうので、「見栄えが悪くなる」「眠たそうな目をしている」「より老けて見える」などなど、マイナスな面も多く出てきます。
では次回のブログでは眼瞼下垂の治療法についてお話します。